2008年5月10日 (土)

「しまね花の郷」

ゴールデンウィーク後半に,ドライブがてら家内と「しまね花の郷」に行ってきました.

Hananosato_0805 ここには蔬菜研のOGのMが勤めていまして,この日もいましたので,ちょっと話をしました.

この「しまね花の郷」は僕としては設計段階から関わってきたので,やはり少々思い入れがある施設(フラワーパーク)です.島根県の前知事の澄田氏がこのような施設を作りたいという意向から作られたもので,鳥取県の「花回廊」ほどの規模はありませんが,その分こじんまりとしていて入園料も安く(200円),こういうのもありかなと思っています.

この日は休日ということもあり,駐車場は8割以上は埋まっていて,年間パスポート(1,000円)もあり,近くの人には好評なのかなと思っています.

蔬菜研では2年に1回この「しまね花の郷」と島根県農業技術センター「野菜グループ」、「花きグループ」の見学に行っています.今年もその年に当たりますので,事前の情報収集の意味もありました.

8月1日からひまわりまつりがあるということで,学生は夏休みに入った直後に行こうかなと考えています. たぶん,相当熱いでしょうが.

これまでは秋に行っていましたが,今年は9月に3大学(鳥取,山口,島根大学)の交流ゼミが島根大学で開催されますので,時期を早めるつもりです.

では,またその報告もします.

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2008年4月29日 (火)

★オリジナリティ★

研究についてですが,そのオリジナリティが重要だという人がいます.
もちろん僕もそれは認めます.
他の研究者が既に行った研究と同じようなことをやったのでは,面白くないし,評価も高いとはいえないでしょう.

ただ,僕の専門分野の農学(園芸学)は,基礎研究ではなく応用(実用)分野ですから,全く新規の研究は難しいと思います.したらいけない,あるいは出来ないとは言いません.しかし,実際には基礎研究で開発された手法などを実際の農業で生かすためにどう改良し,応用していくのかという事,あるいは農業上の問題点の解明などが主眼におかれていると思います.

ある栽培技術で,特許を取得したものを実際の農業で使えるものにしていくために改良しないといけない場合,その特許を取得した研究者と共同研究することによって,より効率よく研究を展開していくこともあると思います.
まあ特許の内容にもよりますが,単に他人がやっていないだけで,実用性はほとんどない特許もあるようです.

他の研究者の論文を参考にして,自分の研究を深化させることもあります.
論文の表面だけを見て,他人の研究を安易に評価することを僕自身はしません.それなりの研究の進展を考えて,研究者は実験を進めていると思います.その研究者の意図を汲み取るよう心がけています.

でも中には,いとも簡単に他人の研究を否定的に見たり,モノマネだと批判する人がいます.そのような人に限ってたいしたことをしていなかったりして???  でも実際には,いますよね,こういう研究者が. このことに本人が気づいていないのが,最低ですが.

また,他の分野の研究者と共同研究をしていかないと研究が深化していかない時代ともいえます.これができない研究者は,自分の殻から抜け出すことは出来ないと思います.確かに自分で全て解決できれば,理想的かもしれませんが,近年各研究者の専門は非常に特化して細分化してきていますので,うまく役割分担をしてデータを出していった方がよいように僕は考えます. これにも否定的な人がいますが,その人の考え方によると思います.

最近話題になっている京都大学の山中教授のような万能細胞の研究は,そう簡単に出来るものではありません.特に地方大学では予算的にまず不可能です.最低でも旧帝大系の研究室で無いと無理でしょう.
予算的に言えば旧農林水産省の各種研究所の方が潤沢のようです.国立大学は独立行政法人になってから,どんどん予算を減らされていて,もう大変です.

話がそれてしまいましたが,研究のオリジナリティを大事にしながら,一見地道な研究が僕としては一番やってみたい研究ですね.内容が深い研究というか,その研究を進めていくうちに次々に新しい疑問がわいてくるような研究,そんな研究テーマを見つけていきたいと思います.

でも一方では,予算が獲得できるような実用的で先端的な研究もやっていかないと研究費がないことになり,両者の内容を含む研究テーマを上手く組み合わせて,やっていければ最高です.

では,また.

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2008年4月24日 (木)

信じられないニュース!!!

以下のようなことがありました

1.トマトの苗が引き抜かれる
2.カラーの苗が引き抜かれ,再度植えられる
3.トマトを栽培している水耕培養液に砂糖を入れられる
4.無菌播種している培養瓶に(有害な)薬品を入れられる
5.花もちの実験をしている水に(有害な)薬品を入れられる
6.実がなっているトマトの果柄を折られる
7.粉末にしたキトサンに(有害な)薬品を入れられる
8.トマトが発芽しないような処理をされる
9.蒸留水に液体洗剤を入れられる
10.トマト苗に除草剤を散布される
など

今蔬菜研の温室とハウスには,「不審者」が入らないように鍵がかけてあります

今蔬菜研の全ての部屋に,「不審者」が入らないように鍵をするようにしています

物騒な世の中ですので,皆さん気をつけましょう...特に実験妨害に

「不審者」はいつ現れるか分かりませんので,自己防衛しかありません

「不審者」は主に女子学生に訳の分からないメールを送ってきますので,無視しましょう
また,決して返信などしてはいけません

では,また

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2008年3月31日 (月)

2008年3月31日の出来事

本日付をもちまして,H先生は退職されました.
この事をご存知の方もいらっしゃったことと思いますが,特に誰かにお話しすることはしませんでした.
残念ながら定年退職ではありませんでしたが,仕方のないことでした.
最近の卒業生の方でしたら,その理由はなんとなく分かる方もいるかと思います.

とにかく今年の学生のほとんどは,卒論実験をおこなうにあたり,大変でした.
その他にも,ウチの研究室の学生や他の研究室の学生に対してもいろいろありました.
具体的に書きたいのですが,それはH先生の名誉のために止めておきます.

僕もこんなに大変になるとは想像だにしませんでした.

今日は研究室の誰一人とも話をせずに帰宅されました.

残念ながら,仕方ないですね.

今日はお知らせだけして終わります.

明日からは,僕一人で研究室を運営していきます.
でも僕自身も在学生も,寂しくはありません.
むしろ,・・・.

では,また書きます.

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2008年2月 9日 (土)

卒論発表会

2月8日(金)に学科の卒論(特別研究)発表会があり,無事終了しました.

選択性にしてから,今年はちょっと発表する学生数が少なく,16時前に全て終わりました.

わが研究室も分属している学生は,6人でしたが,諸般の事情により,3人しか履修しませんでしたので,指導する側は非常に助かりました.

内容的には,バラエティに富んでおり,地球温暖化に関連するテーマ,作物の機能性に関連するテーマ,新規作物の育種に関するテーマ,農作業における効率化に関するテーマなどなど,聞いていて興味がわくものが多かったように思います.

その後の予餞会では,はじけた!!学生(とくにM君) もいましたが,僕は黙認していました.それほど彼にとっては大変な1年だったと思います.

来年度も3人しか卒論実験をしませんが,教員が僕1人になる(ご存知の方もいらっしゃるでしょうから,説明は省略します)ので,ちょうどいいです.ただ,博士課程のA君だけは特段の指導をしないと,学位が取れなくなってしまいますので.

2月19日には,修士論文発表会があります.うちの研究室には2人いますので,次は彼らの発表練習が待っています.

ちなみに,大学入試で,ウチの学科は前期4.5倍,後期19倍と非常に安定した倍率を保っており,いろいろな意味で嬉しく思っています.

では,また.

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2008年1月19日 (土)

大学センター入試

今日と明日は,「センター試験」です.
島根県の会場は,島根大学川津キャンパス・出雲キャンパス,島根県立大学(浜田市),隠岐高校?の4会場で実施されます.
受験生の皆さんは大学に入学するための大きな関門です.
ぜひとも実力を出し切って,頑張ってほしいです.

先日テレビで放送していましたが,近年,大学への進学希望者数は77万人で全ての大学の定員は70万人だそうで,どこの大学でもよければ90%の人が入学可能です.
でも,やはり入りたい大学があるでしょうから,それなりの競争が生じます.
実際には,難関大学はより難しくなり,一方定員割れの私立大学が40%にも達しているという現状があります.
とりあえず理科系では,地方国立大学は定員割れが生じているところは無いと思いますが,入試の倍率は少しずつ低下傾向です.
その為定員確保に,推薦入試,AO入試などいろいろ工夫している学部が増加しています.

僕が思うには地方国立大学の10年後は,果たして何校が生き残っているか予想がつきません.
少なくとも「現在博士課程を鳥取大学農学部,山口大学農学部,島根大学生物資源科学部で構成している連合農学研究科は1つになっているかも」とまことしやかにささやかれています.

少子化の波が学校教育にも多大な影響を及ぼしています.
高校再編,大学の経営破たんなど近い将来必ず起きるでしょう.

国立大学では運営交付金を徐々に減らしていますし,私立大学には定員割れの大学への補助金カットにより,自然淘汰を待っています.
こういう時代だからこそ,各(地方)大学・学部は知恵を絞って頑張らないといけません.

地方国立大学では,やはり学生の教育・研究の質の向上のために教員1人1人が頑張るしかないと思います.
間違っても学生に対するハラスメントなど断じて許されるものではありません.
週刊誌の記事によると,最近は将来の職業として教師(特に大学教授など)の人気が低下しているようです.
寂しい限りですが,現実にいろいろなハラスメントが起きてしまっています.
教師はもっと誠実に教育・研究に従事すべきであると思います.

昨今よりこのように感じる時代です.

ちょっとマジになってしまいました.

これから冬本番です.
皆さんお体を大切にネ.

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2008年1月 5日 (土)

明けましておめでとうございます

ブログを書くのを9ヶ月もご無沙汰してしまいました.誠に申し訳ありません.

理由は今の研究室の学生に聞いていただければ分かりますが,昨年は非常に大変な1年でした.
今はまだその内容を書くことはできませんが,近い将来その概要をお知らせします.

この季節例年のように,特別研究論文(卒論)や修士論文の実験の仕上げと論文作成に学生はみんなラストスパートの時期です.

もえぎ会会員の皆さんには,数年前から年賀状はメールで失礼しています.実際かなりの人数になりますので,年賀はがきを出す時間的・金銭的余裕がないことをご容赦ください.

今年はもう少しブログを書いていくつもり(?)ですので,よろしくお願いします.

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2007年4月 3日 (火)

う~ん!難しいです.

新年度が始まりました.大学も今週末に入学式があり新入生が入ってきます.
やはり日本では,この4月-サクラの季節-に新しい生活が始まるというのが,ふさわしいのでしょうか?
今年度も学生諸君ヨロシクネ.

ところで,僕は昨年度の最後にちょっとへこんでしまいました.
僕の研究の指導力不足をある学生から指摘されました.
そういわれれば,そうだったかもしれません.反省もしています.
ただ言い訳をすれば,研究の新たな展開には自分も専門を超えたデータも必要なわけでそのためには他の分野の先生と共同研究する必要も出てきます.
ですから,行う実験の全ての事に対して指導しきれない場合も,残念ながら出てきます.
今までに無いデータを出すことは,他の参考になるデータや資料もないこともあり,ある程度の予想は立てて計画しますが,その手法については十分確立されていないことも多々あるため,試行錯誤しながら実験を進めていかざるを得ないこともあります.
学生からみれば,もっと教員自身勉強して指導して欲しい(指導力が無いあるいは指導方法がよくない)と思うこともあると思います.
でも僕は自分自身のその時の限界もあると思うし,今考えればああすれば良かったと思うこともあります.

特に昨年度は,色々な学内委員もしていたし,学生は9人指導していたし,その他にも色々気を使わなければいけないこともあったし.←学生にとっては何の理由にもならないことは分かっています.

でも僕にとってはいい勉強をさせてもらったと思います.
学生が島根大学を卒業してよかったと思ってもらえるためには,やはり教員は日々研鑽を重ねて学生を失望させるような状況をつくっては,よくないということです.

1年半後には留学生に博士号を出さないといけません.この教訓を糧にして,一層精進して行こうと思いました.

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2007年2月23日 (金)

特別研究発表会と修論発表会終了

今年度の特別研究論文発表会(旧卒論発表会)が2月9日(金)に,また修論発表会が2月20日(火)に無事終了しました.

今年度僕は特別研究論文で5人(+1名)の学生を指導していました.

1.O:水耕トマトへの魚肉エキス添加→なかなか難しい
2.N:定植後,花へのキトザールの散布試験→Good Data
3.N:育苗期,花へのキトザールの散布試験→過去3年分でGood Data
4.Y:キトサンによる花の萎凋病抑制→Good Data
5.I:土耕トマトへの魚肉エキス散布→なかなか難しい
6.Y:サルビアの倍数か→品種選択が重要

修論で1人の学生を指導していました.

1.キトサン処理と土壌微生物の動態の関係→Good Data でも不十分?

とまあ,実験の結果は全てがうまくいくはずもなく,でも今後につながるようなデータがいくつか得られたので,全体的にはGOODでしょうね.

4月から大学院に進学するO(T大学),N(S大学),I(C大学)頑張って頂戴.

3月にはいると次年度の実験計画を考えないといけないし,トマトは播種しないといけないし,また忙しくなるなあ〜〜〜

3月24日から園芸学会京都大会もあるし.今回は発表しないけど.

オッとその前日が大学の卒業式でした.
学科長をしているので,卒業証書を渡さないといけないし.

本当に歳を取るたびに月日の流れが速くなるとはよくいったものです.

でも,やるしかないですね.

では,また.

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2007年1月 1日 (月)

HAPPY NEW YEAR 2007

明けましておめでとうございます.2007年 元旦

2007年になりました.僕の出身大学の先輩・後輩の皆さん,現在の研究室OBの皆さん,大学の教職員の皆さんそしてS県職員同期採用の皆さん,本年も宜しくお願いします.

僕は今年「年男」つまり亥年生まれですが,よく考えると人生の半分は終ったわけで(たぶん),これまでの人生を振り返って,自分はベストを尽くしてきたのだろうか?と考えてしまいました.
というのも,僕は40歳前後で友人や知り合いが5人「がん」で逝ってしまったという人生を過ごしています.
とりあえず自分はその年齢はクリアしたのですが,歳を重ねるにつれて人間は「老化」していくわけで,体のどこかしらガタは出てくるでしょうし,そして昨今自分には非がなくても交通事故・自然災害などでいつ自分の死を迎えるのか,まったく分からない時代になってきたと言っても過言ではないと思います.

現実を見ると家内もいるし,子供も2人(高2と中1)いるわけで,これから教育費にもお金が必要になってくるし,安易に僕自身「死」という言葉を口走るわけにはいきません.
家内とは時々話はしますが.
大学の研究室にはかわいい(?)学生たちもいますし,実際にはまだまだやるべきことがたくさんあります.
でも,頑張りすぎないようにしています.
人間自分の度を越して,すごく頑張ってしまうと後々どこかしら無理がたたってしまう可能性が高くなるように思います.
ですから,もちろんそこそこ頑張りますが,MAXで今後の人生を過ごす気はありません.
そして,出来る範囲内でやりたいことはやるようにしています,特に40代になってから.
それは前に書いた友人たちの「死」に直面していますから,人間いつどこでどうなるか分からないというのを実感していますから.

要するに皆さんに何が言いたいかというと,
人間,常に自分なりに後悔の無い生き方をしておいたほうがいいよ!!!
ということです.

んーん,新年早々重い話になってしまいました.
でも,これを読んでくれるであろう研究室の学生やOBの皆さんには,やはり人生の先輩として自分の思いを書いてみました.

忙しくて(一応言い訳をすると,国立大学の独立行政法人化は教職員にとって何かいいことがあるのだろうか?,研究費は減るし,事務的な仕事は増えるし,毎年目標やその達成度について文章を作成しないといけないし,ということです.)なかなか書き込みが出来ないこのブログですが,出来るだけこの大変な状況をお知らせしようと思います.

それでは,今年が皆さんにとってよい年でありますように.

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